いつでも一緒

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わたしのビビアン

みなさん、お元気でしたか?


仕事が忙しくなり、猫の写真もなかなか撮れなくてついついブログがご無沙汰になっていました。

実にウン年ぶりの更新が、こんな話題では・・・ともおもうのですが

大事な家族の記録なので、ここに記載しようと思います。

すでに時間も経ってしまったことではありますが、どうしても書くと辛くて書けなかったのです。

でも一年経ったことで区切りをつけないとと思い、この日に書くことを決めいていました。



昨年2010年 8月16日 午後6時49分
お盆の送り火と一緒にビビアンが虹の橋に旅立ちました。

d0081025_22112921.jpg


※亡くなる前日の午後に撮った写真

昨年の夏は猛暑が続き、7月頃は家の猫達も食欲が何となく落ちていました。
夏になると食欲が落ちるのは毎度の事なのでさほど気にしていませんでした。
ビビアンについても、元々痩せている子で2.1キロくらいしかない子でしたので
多少痩せていても、ちょっと食欲が落ちている暑さのせいだと、さほど気にも留めていませんでした。

7月の末から8月の頭にかけて2泊3日で実家に帰ることになり、
いつものようにペットシッターさんを頼んで
家はリビングを除湿のエアコンを入れっぱなしの状態にして留守にしたわけです。

よく、一日家を空けて帰ってくると猫が小さく見えることがありますよね。
その時ビビアンが異常に小さく見えました。
シッターさんの日報には、暑さで多少食欲が落ちているものの、皆ご飯を食べたとありました。
ビビアンもちゃんと食べていたようです。

8月6日、いつもテーブルに上がって出窓へ移動するビビアンの足元がよろけました。
机の上にはなにも障害になるものはなかったのに。
これはおかしい!と気になった自分は、それから注意深くビビアンを観察しました。

いつも出窓に登って、どんなに暑くても「ここが私の場所よ!」と主張する彼女が登らなくなりました。
台所の床に寝そべって動きません。
寝ているわけでもなく、目はあけて首は起こしているのです。
最初は暑いからなのか、と思っていたのですが、どうにもおかしい。
これから数日の間にみるみるビビアンがやせ細って行ったのです。

食欲はあるんです。何と言っても、家一番の食いしん坊ですから。
沢山は食べられないけど、執着は人一倍あります。
でも一目瞭然の痩せ具合。
赤ちゃん用の滋養ミルクを与え、ビビアンだけ特別おいしい食事をあげて
少しでも沢山食べてくれるように、彼女だけ特別食を与えました。
トイレもちゃんとします。
便はちょっと柔らかめでしたが、それでも一日一回はしていました。

目を開けたまま横になっている時間が増えて、
これは危ないと思った私はやっと11日に医者へ連れて行きます。
最初、全く原因がわかりません。
レントゲンを撮っても、何か腸につまっているかも?そのくらいしかわかりません。
二日目にもう一度レントゲンを撮ると腹水がたまっているようでした。
また異物のような影が腸にあるようでした。
詳しい検査をしたくても、やせ細って1.3キロになってしまった彼女にはCTも開腹手術も
何もできることがないのです。
栄養点滴しかできませんでした。
それでも、和らにでもすがる思いで東大病院を紹介してもらいましたが、
折しも盆休み。
明けの17日に見てもらえるように手配して、何とかもたせるようにビビアンの様子を見ながら
点滴に通いました。
その5日間は、とにかく毎日心配で、夜寝ている間にビビアンが冷たくなってしまうのではと
心配で眠れない日が続きました。

点滴をして帰ってくると元気なんです。
夜から朝がちょっと元気がありません。
ビビアンのテリトリーは台所とリビング。
まるで弱っても自分の存在を誇示するようにこの双部屋の境目に陣取って
「なんびとたりとも通さないわよ!」とでも言うように目を空けたまま横になっていました。

15日の午後、便の逆流のような嘔吐をしました。
ひょっとしたら便がでていなかったかもしれません。
自分も仕事で午後留守にしたり、動いたりしていたので、四六時中注意していることができなかったせいです。
翌日、本当は病院に行く予定でした。
しかし、朝ビビアンは失禁をします。
かなり大量に。
直感で、今日は危ないと感じた自分は、病院を止めて、
その日は一日様子を見ることにしました。
こんな状態で翌日都内へビビアンを連れていくのは心配でしたが
わらにもすがる思いでしたから、何とか持ちこたえて何とかしてあげたいと。。。

もうその頃は首をもちあげていることもできず
床に横になり、でも目を開けてじっとしています。
リビングと台所の間で、自分の矜持を示すように。
今思うに、痩せすぎてビビアンは瞼さえも下ろすことができなくなっていたのだと思います。
何か刺激を与えると目を普通はつぶるのに、もうビビアンは目が見えていないかのように
目の反応がありませんでした。
ひょっとすると、本当に目がみえなくなっていたのかもしれません。

クッションのある場所に移動させても、自分で床の指定席に移動してしまいます。
もう彼女の好きなようにさせてあげることにしました。

そして、夕方6時30分頃、私はゴミを出す為に外へ出ました。
道路の真ん中ちょっと右寄りに、はす向かいの猫の泉に通ってきている
”テツ”という人なつこい猫が寝ているのを見つけました。
「駄目だよ、そんなところで寝ていちゃ」と声を掛けたところ、
向こうの方から車がくるのが見えました。
ほらほら、と声を掛けながらテツの方へ私が道路に出ていくと、
車は私を避けるようにテツが寝ている方側へ寄り、(スピードも落とさず)
テツの上を通って行ったのです!
テツはビックリして頭をあげたところを車の底にぶつけ即死してしまったのです。
私は、目撃してしまったのです。
車の運転手は行きすぎようとしましたが、私が大声をあげて止めました。
「ゴミかとおもったんです」
ゴミなら踏んでもいいとおもったんですか?
人間が道路の真ん中に飛び出てこようとしている場面で止まらないでよけるだけですか?
止まってくださいって、大きくてを振ったのが見えなかったんですか?
子供づれの女性でした。
もうショックで私は泣くことしかできませんでした。
でも、その時直感でビビアンが危ない!って思ったんです。
猫の泉の家の方にあとをお願いして、急いで家に戻りました。



ビビアンは今まで聞いたこともないような情けない声を出して鳴いていました。
もうケイレンがきていたのでした。
他の猫達は全員ビビアンの周りに集まって見守っていました。
あわてて彼女を抱きあげて、必死で声を掛けました。
時々、大きくひくっ、ひっくっ、としては目の焦点はすでにありません。
そして、呼びかけもむなしく私の腕の中でビビアンは息を引き取りました。
心臓マッサージもパコンパコンと虚しい音がするだけ
息を吹き込んでも、パコンと音がするだけで・・・・
息を引き取る瞬間、目の光がまるでロウソクを吹き消したように消えたのが解りました。
最後まで、ビビアンは目をあいたままでした。
すぐに瞼を下ろしてあげようとしたのですが、全くおりません。
きっと、先に自分が思った通り、瞼も下げられなくなっていたのでしょう。

脂肪のないからだは、あっという間に固くなり冷たくなりました。
こんなにも早くぬくもりがなくなってしまうなんて。
ビビアンはキレイなお人形になりました。

一日家で過ごした後、18日荼毘にふしました。
お盆の送り火だった日、テツの魂と一緒に天国に昇って行ってしまいました。
きっと道ができていたから、迷わずに行けたと思います。

私が辛い時、癒しになり慰めになり、一緒に過ごした大事な子でした。
ペットショップで売れ残っていたのが出会いでした。
どうしてもっと、早く気がついてあげられなかったんだろうか。
どうして、どうして、悔いても悔いても、次々と悔やまれる事ばかりでとても辛い日々でした。
それは仕方ないんだよ、とわかっているけれど、
他に7匹いるけれど、やっぱり特別な存在だっただけにその穴はとても大きいです。
でも、ちゃんとありがとうと言いました。
もうちょっとで13歳のお誕生日だったのに、猫又になるまで、って言ってたのに、
ペットの死を見送るのは、これで3匹目です。
そのたびに一つずつ勉強していきます。
次は後悔しないように、対処していきたいと、
彼等と過ごすことは日々勉強なのだと悟りました。

最後まで、極妻だったビビアン。
子供を6匹も生んだ肝っ玉かあさん。
色々と、家に来た頃のやんちゃを思いだし懐かしく思います。


ありがとう、ビビアン、
家のこになってくれて、本当にありがとう

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by katochans | 2011-08-15 23:18 | ビビアン
アビシニアンとオシキャットの一家と茶トラ組とかとちゃんずのニャハハ日記
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